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更新日 2017-09-16 | 作成日 2011-06-01

合格体験記(C君のお父様)

9月以降の日能研・四谷の全ての模試で平均偏差値40前後の息子でしたが、最終的にR4で61と57の学校に合格しました。

模試の結果からはとてもありえない受験でしたが、それでも上記の学校に合格をいただいたのは以下の3つの理由があると思います。

① 熊野先生に算数の基本を徹底的にご指導いただいたこと
② 受験校選定に際し、過去問との相性を重視したこと
③ 子供の学力が受験直前まで伸びることを把握し、また信じたこと

【基本の反復】

息子は本格的に受験準備を始めたのが新5年開始時でしたので、一般的な受験生よりは遅いスタートだったと思います。そのため塾での授業や課題の定着度が低く、まずは算数から立て直しを図りたいと思い、熊野先生にご指導をお願いしたのが新6年の3月でした。

塾との兼ね合いもあり、熊野先生には当初は月1回、夏以降月2回のご指導をお願い致しましたが、プリント課題や「4科のまとめ」を始めとするテキストで、受験の土台部分を繰り返しご指導いただきました。

但し、上記のように模試の結果にはなかなか反映されませんでしたので、相当悩み、焦りましたが、先生からは客観的な分析(先生は同じプリントを時間をおいて何度も息子に解かせ、その正答率を分析されているので、正答率と解答スピードが上がっていることを把握しておられました)をベースに、息子の学力が確実に上がっていることをご説明いただき、スタートの遅かった息子の場合、12月・1月の直前期までまだまだ上昇余地があることを教えていただきました。

実際に12月中盤以降、15分テスト(先生の著書にも紹介されている方法で、問題集掲載の入試問題10問を15分のテスト形式で解かせました)でも正答数・率が大きく伸びるようになり、過去問演習でも所謂一行問題の正答率が高くなってきました。すると不思議なもので、応用問題(大問の後半部分)も解けるものが増えていったのです。

また算数の力が伸びてくると、自信も付いてきますし、他の教科の学習に割ける時間も増え、全体的に学力が底上げされてきたように思います。

【過去問との相性】

過去問演習は、塾の指導により10月から、1月中堅校を中心に行っていましたが、上記の通りの成績でしたので、余り手応えはなく、本格的に取り組んだのは受験校選定との関係もあり12月後半からです。

12月後半に、後述の通り受験候補校をリストアップし、少し過去問を解かせてみたところ、思いがけない結果となりました。算数を例にとってみると、同じ偏差値50台後半の2校で、A校は7,80%正解できるのですが、B校は30%程度、また偏差値55のC校は50%ですが、偏差値60近辺のD校は75%、というように偏差値には関係なく、問題と息子に相性があることがわかりました。

この結果、偏差値に関係なく受けたい学校をリストアップし、過去問との相性によって候補校を決定しました。

【子供の学力は直前まで伸びる】

塾からは、当然ながら11・12月の模試の結果を踏まえて受験校の話が出てきますので、そこでは偏差値30台後半~40台後半を受験校とするようにアドバイスがありました。ただ我が家では、上記の通り直前まで上昇の可能性があると信じていましたので、受験校の選定は先延ばしにいたしました。

我が家の学区の公立中学は評判も良かったたこともあり、最後は公立中学進学も可と考えていました。長男が高校受験を経験し高校受験事情も知っていましたので、中学受験の勉強は息子の学力を伸ばすためと位置付け、高校受験も視野に入れていた点もポイントかもしれません。

ただ、いつまでも先延ばしにはできませんので、前述の過去問との相性の良かった学校を中心に、チャレンジ(偏差値61)、第一・第二志望群(同50台後半)に分けて候補を選定し、1月校の受験結果を踏まえて最終決定することにしました。

1月校は行きたい学校が見つかりませんでしたので、1月校受験は息子の実力を測る場と考え、試験結果を還元する学校を偏差値別に2校受験しました。この2校の結果を先生が丁寧に分析していただき、1月中旬の段階で息子の実力が偏差値で50台半ば程度に上昇していることが実感できました。1月校受験は、模試のない1月に実力を測る最良の方法と思います。

この結果、受験校は当初候補通りに決定し、受験、冒頭の結果となりましたが、12月までの模試結果で受験校を決めていたら、このようにはならなかったと思います。

先生の的確な分析・アドバイスをベースに、子供の力を把握し、可能性を信じた結果だと思います。

ただ、実際には塾の指導、特に受験校の選定について、そのアドバイスにある意味で反する行動をとることはとても悩ましいものだと思います。我が家でも、もし熊野先生にお願いしていなかったら、塾のアドバイス通りになっていたと思います。

その意味で、塾で手厚いフォローが期待できる方は別として、成績が中下位層の生徒ほど、子供の状況をより正確に把握してくださる家庭教師(あるいは個別指導)の先生方が必要なのだと思います。

熊野先生、本当に有難うございました。

(2013年3月28日)