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更新日 2017-09-16 | 作成日 2011-06-01

合格体験記(M君のお母様)

色々と苦労も多かった中学受験でしたが、我が家の場合、その苦労が報われた実り多い受験でした。

息子が熊野先生にお世話になり始めたのは4年生の秋からでした。きっかけは夏の組み分けテストで算数の偏差値が38になってしまったことでした。
先生には隔週でのご指導をお願いしたのですが、最初の数回は塾のテキストの苦手問題を中心にみていただき、次は「ベストチェック」に入り、
徐々に塾よりも先取りの学習へとなっていきました。

この「先取り学習」が後々威力を発揮することになるのですが、最初の頃は正直かなりつらかったです。
先生からの家庭学習の課題として、四谷大塚の予習シリーズ→四科のまとめ→応用自在問題集→プラスワン問題集→ステップアップ演習→中学への算数
という流れがあるのですが、予習シリーズに取り組むも息子一人では全く進められないため、母親も一緒に解説を読み1つ1つこなしていくしかなく、
途中で何度も先生に弱音を吐いてしまいました。そのたびに先生からは冷静なコメントを頂き、何とか進めていくうちに、その成果が徐々に表れ始めました。

まず、今までどんなに頑張っても50台前半止まりだった偏差値がマンスリーで60台に届くようになり、続いて組み分けでも60台を取れるようになったのです。
その頃には塾の授業も楽に感じられるようになり、何より息子自身が算数に自信を持てるようになっていました。
息子に算数の力がついてくるにつれて私の出番もなくなり、プラスワンをこなす頃には独りで取り組んでいました。
ただ、息子は分からない問題をいつまでも考えてしまうタイプだったため、私が時間を区切り、解説を読んで理解できたものには△、全く分からないものには×印をつ
け、
×印の問題を先生に解説して頂きました。
先生は瞬時に息子に合った解説をしてくださるため、テキストの解説では分からなかった問題が嘘のように理解でき、親子で感動していました。

先生からよく言われていた事なのですが、分からない問題があってもあまり深追いはせず、とりあえずとばして、できるものからつぶしていく、というやり方は、
限られた時間の中で数多くの問題をこなさなければならない時に大事なことだと思います。実際、時間が経ってから再度チャレンジしてみると解けるようになっている
ものもかなりありました。

先生のお陰で順調にレベルアップしてきた算数ですが、いよいよ中学への算数に入りかけた6年の7月、先生のご指導を中断せざるを得ない事態になってしまいました。
その理由は、他教科の偏差値がかなり落ち込んでしまったからです。
息子はとにかく国語が苦手で、偏差値は30台後半~40台前半は当たり前。理・社はかろうじて50台前半を維持していましたが、知識の定着が不十分だったため、
夏期講習前の偏差値はどちらも30台になってしまい、もはや算数だけではカバーしきれないところまで落ちてしまいました。
せっかく波にのってきた算数の指導を中断してしまうことに悩みましたが、先生もその現状を理解して下さり、夏以降は他教科の補強に力を入れていきました。

算数はどうしていたかといいますと、既に夏期講習のテキストもそれほど負担に感じていなかったため、隙間時間を使って中学への算数の問題をランダムに解いたり、
時間がない時は解説を読むだけにしたりと、とにかく勘を鈍らせないようにしていました。
我が家ではバックナンバーも合わせて2年分の中学への算数を揃えていましたので、息子がその日の気分で好きな号を選び、好きな問題を解いていましたが、
そうして得た解法が本番で随分役に立ったと言っていました。

この受験を通して痛感したことは、算数を強みにした事で、偏差値的には全く届いていなかった学校に合格できたのだという事です。
理・社は後からの追いこみでいくらでも挽回できますが、算数は無理だと思います。
実際に息子の12月の最終四科総合偏差値は49でした。

我が家はここでまた思い切った事をしました。
冬期講習・正月特訓には出席せず、1月からも平常授業には出ずに日曜特訓のみ参加したのです。日曜特訓のみ参加した理由は、他の受験生を意識しながら
制限時間内に問題を解く、という実践力を鈍らせないためです。
冬休みから2月本番まで、勉強時間の7割を理・社、2割を国語、1割を算数という感じで、とにかく理・社で追い上げを図りました。
この時期に塾を休むというのは危険と思われるかもしれませんが、息子のように知識も穴だらけの状態で既に入試演習しかやってもらえない授業で
ひたすら問題を解いても意味はないと思ったので、家では知識の暗記と苦手単元に絞って過去問を解いていくというやり方を続けた結果、本番ではまずまずの
結果を出すことができました。
最後の最後まで苦しんだ国語ですが、これはもうとにかく知識問題で落とさない事、読解は志望校の過去問をひたすら解いて慣れていく、ということしかできませんでし
たが、
それでも本番に間に合いました。
最後の方ではあまり時間をかけられなかった算数ですが、それまでの土台がしっかりできていたため、成績が下がることはなく、最後まで強い味方となってくれました。

これから受験をされる方へお伝えしたい事は、やはり入試で一番差がつくのは算数であるという事、その算数を早いうちに仕上げてしまって味方につけてしまえば、
他はいくらでも追い込みがきくという事です。
ですから、算数で安定した成績をとれていればあまり塾のクラス昇降や模試の偏差値に一喜一憂する必要はないと思います。
ただ、理・社はいくら追い込みがきく教科といえども、マンスリーのような範囲のあるテストの対策はある程度きちんとやっておいた方が良いと思います。
その積み重ねがあれば穴があったとしても最後の追い込みで十分埋められるので。

長々と書いてしまいましたが、熊野先生の先取り中心のご指導を受けたお陰で、息子は算数が得意になり、当初は全く手が届かないと思っていた学校に合格することが出
来ました。
今は4月からの中学校生活を楽しみにしております。
先生、本当にありがとうございました。

【進学先】 浅野中学