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更新日 2017-08-10 | 作成日 2011-06-01

合格者平均点=満点と考える

受験生の多くは志望校の過去問を秋以降に解き始めますが、
最初は思うような点数が取れないものです。

夏休みに頑張った受験生も、いざ過去問を解いてみて自信を
なくしてしまいがちですが、その場合におすすめしたいのが
「合格者平均点=満点」とする考え方です。

たとえば算数が100点満点で合格者平均点が70点だとすると、
「100点満点」ではなく「70点満点」のテストだと考えます。

そして過去問を解く際は、最初から残りの30点分を無視して
しまいます。問題数が20問(1問5点)だとすると、その内
14問を正解すれば満点で、残りの6問は捨ててしまいます。

この考え方をすることによって、
(1)適切な時間配分ができる
(2)効率的な志望校対策ができる
(3)モチベーションが上がる
・・・といった効果があります。

(1)は、試験時間が50分だと、20問すべてを解こうとする
と1問あたり2分30秒となりますが、14問を解こうとすると
1問あたり約3分30秒となります。

実際にすべての問題を解こうとすると、難しい問題ほど時間
がかかりますので、その時間を節約できれば、この差(1分)
以上に時間の余裕が生まれます。

(2)は、過去問演習をしていて、たとえば20点分の問題が
解説を読んでも理解できないという場合に、それを無理に理
解しようとすると、時間がかかる割に得られるものが少なく、
効率が悪くなってしまいます。

しかし「30点分は捨てて良い」という考えがあれば、20点分
の問題は「無理に理解しなくていい」と割り切ることができ、
必要以上に深追いせず、効率的な志望校対策ができます。

(3)は、たとえば同じ50点でも、「100点満点の50点」だと
「これだけしか取れなかった」となりますが、「70点満点の
50点」だと「残り5ヶ月頑張れば何とかなる」と考えられる
ようになり、モチベーションも上がります。

多くの受験生にとっては少し先の話になるかもしれませんが、
過去問演習に取り組む際に、参考になりましたら幸いです。


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